018 女しぐさ・男しぐさ

相手を思いやる江戸しぐさ 018

「女しぐさ・男しぐさ」(おんなしぐさ・おとこしぐさ)

性差別をつくらない江戸の知恵!

女性は控えめだつつましく、男性は勇ましく思慮深く振る舞うのが、
「女しぐさ」「男しぐさ」である。

例えば、力仕事は男性が行なうものであり、奥向きの家事関係は女性の担当だった。
現代では男女差別だという声が上がりそうだが、決して差別ではなく、役割分担だった。

男女の立場は対等だった。むしろ圧倒的に男性の数が多かった江戸では、女性は尊重されていた。
結婚できた男性は女房を大事にしたという。
女性のほうから離縁を迫る場合も多く、決して男性天国ではなかった。

初対面の第一印象が、その後のお付き合いを左右することがある。



036 芳名覚えのしぐさ 035 ふとどきしぐさ・わがまましぐさ
034 世辞 033 足組みしぐさ・腕組みしぐさ
032 呑気しぐさ 031 迎え言葉・送り言葉
030 有り難い 029 うたかたしぐさ
028 頭越しのしぐさ  027 魚屋しぐさ
026 見舞いしぐさ 025 自堕落しぐさ
024 逆らいしぐさ・戸締め言葉 023 三脱の教え
022 喧嘩しぐさ 021 喫煙しぐさ
020 聞き耳しぐさ 019 駕籠止めしぐさ
018 女しぐさ・男しぐさ 017 お目見えしぐさ・後引きしぐさ
016 つまらない物ですが 015 年代しぐさ
014 銭湯つき合い  013 用心しぐさ
012 こぶし腰浮かせ 011 うかつ謝り
010 横切りしぐさ 009 七三歩きのしぐさ・とうせんぼしぐさ
008 片目だし 007 傘かしげ
006 肩引き・蟹歩き  005 会釈の眼差し
004 韋駄天しぐさ 003 行き先は聞かぬ
002 半畳を入れる 001 いただきます





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