025 自堕落しぐさ
相手を思いやる江戸しぐさ 025
「自堕落しぐさ」(じだらくしぐさ)
粋な江戸っ子が嫌った野暮の骨頂、江戸人がわきまえていたTPO!
TPO、何事にも時と場所と場合を考え、やって良いことと悪いことを
知っておくことが大人であり江戸人の根底にあった。
例えば結婚式に招待された女性が、白い服装をまとうのはタブー。
白は花嫁の色だからである。
同様にホテルの廊下をパジャマ姿で歩かないこと。
自堕落とはだらしのない様のことだ。
決まりのつかない、だらしのない生活態度は、江戸人がもっとも嫌った生き方だった!