035 ふとどきしぐさ・わがまましぐさ
相手を思いやる江戸しぐさ 035
「ふとどきしぐさ・わがまましぐさ」です!
自己中心はタブーだった生活。
江戸では幕府の犯罪防止政策から「五人組」というグループ単位で相互監視、祖語扶助の仕組みが作られていた。
そんな社会だから、自己中心的に振る舞うことは嫌われた。
身勝手に振る舞う者は「ふとどきしぐさ・わがまましぐさ」と呼ばれ嫌われた。
長屋に住む人たちは、困ったことが起きたら互いに助け合うのは当たり前のことで、
事件が起これば大勢で解決に当たった。江戸の人達は自分一人で生きれいると考えず、互いに助け合ってこそ生活できると考えていた。